

救急救命士科
- 3年制
- 昼間
- 男女
実践中心の学びと環境で「国家試験」×「公務員試験」W合格を目指す。
- 活躍場所
- 消防機関/防衛省/海上保安庁/民間病院/民間救急患者搬送会社
- 目指す資格
- 救急救命士(国家資格)/JPTECファーストレスポンダー/JPTECプロバイダー/ICLS認定

学科の特徴


実技と座学の連携授業で
知識を定着

看護学科と連携した
実践の学び

圧倒的な
公務員試験対策授業
救急救命士科
の
3POINTS
実技と座学の連携授業で知識を定着
授業は「座学で学んで実習で経験」のサイクルを徹底。授業で教わる難しい専門用語も、シミュレーション実習などで連動して学んでいくので、「何のための知識なのか」を深く理解することができます。

実技と座学が“繋がる” 独自の学びサイクル
座学と学内実習で基礎を身につけてから現場実習へ行くため、より深い経験を積む事ができるうえ、現場で吸収したことを活かしながら次の座学と学内実習に臨んでいきます。そうした、座学・実習・学外実習のすべてが繋がった「学びのサイクル」があるから、学生たちは知識と技術をしっかりと身につけることができるのです。

“頭”と“手”が繋がる学び
STUDENT VOICE
座学で学んだ知識が実習と繋がるから
充実感と理解力がより深まる
事故などで起こる怪我には、単なる傷や腫れだけではありません。傷病者の観察で頸静脈の怒張が見られた時は心タンポナーデなどの循環障害を疑います。これが分かれば怪我に対する処置だけでなく循環障害に対する処置にも繋げることが出来ます。座学で学んだ知識が実習で繋がることで、より充実感と理解力が深まりました。

眞下 渉さん 救急救命士科2年 在校生
「地域とのネットワーク」で職業観がしっかり身につく現場実習
町会防災訓練
葛西を中心とした地域の消防活動やイベントにも参加。地域から必要とされることの重みを実感し、責任感も養っていきます



“学ぶまち”を守るため私にできること
今の時期は夜警(夜間の警戒活動)で、消防団のポンプ車に乗り地域を巡回しています。訓練も定期的に行いますが、平日の夜や土日が中心で学業の妨げにはなりません。延焼中の現場では、住民の方を安全な場所へ誘導し、下の部屋に水がかぶらないようシートを掛けて保護します。燃えたり濡れたりする箇所を少しでも減らせるよう、あらゆる損害を想定しながら、現場でやれることを全力で行います
救急救命士科在校生 佐藤 真帆さん

モバイルAED隊
江戸川マラソン大会に自転車AED隊として参加。AED隊の学生は、心肺停止となったランナーを日頃学んでいる知識と技術を活かし、後遺症なく救うという貴重な経験を得ました。



江戸川マラソン大会での救助活動で東京消防庁から感謝状が授与
江戸川マラソン大会にて本校学生のAED隊が行った救護処置に対し、「東京消防庁 消防総監 感謝状」を葛西消防署長より授与され、「この場にいる学生の皆さん誰であっても同じように落ち着いた対応ができたと思います。私達も心強いです!」とのお言葉を頂きました。
他学科と連携した実践の学び
他職種との協働は、医療の現場で必要不可欠。看護学科を始めとした医療学科との連携授業や病院実習で、異なる職種間でのチームワークを学びます。地域のイベントに参加し、救急救命対応を行うことも。

医療総合校だからできる多職種連携の学び

現場で求められる
チームワークを在学中から学ぶ
医療現場では、異なる職種間での情報共有や引き継ぎが行われています。迅速な治療のために現場では必要不可欠な工程を、東京医薬では医療総合校のメリットを生かし、在学中からしっかりと実習で学びます。

PICK UP

看護学科との連携教育
看護学科と連携し、救急搬送時の状況や患者様の情報の引継ぎなどを学びます。
圧倒的な公務員試験対策授業
国家試験と公務員試験のW合格を目指す
公務員試験対策は1年次からスタート。1000時間以上の圧倒的なカリキュラムで、3年かけてしっかりと対策を行います。補習や勉強会、個別指導などサポートも充実。国家試験と公務員試験のW合格を目指します。

1年次からスタートする公務員対策に関わる授業時間は1000時間以上!
試験対策は1年次から3年次まで同じ教員が一貫して授業を実施。学生一人ひとりの習熟度や苦手部分を細かく把握し、レベルやペースに合わせながら細やかで徹底した指導を行うので、学生はより深い理解を得ることができます

オンラインツールが充実しているから予習や復習、オンライン授業も安心!
使用ツール

Teamsでできること

Teams
その日の授業内容・資料がすべて確認できます。模擬試験の結果や対策授業の内容も記録され知識定着の定点観測もすべてデータで管理します。

Forms
授業理解度確認用に使用する小テスト。課題や過去問題もこちらから回答することできます。

Stream
365日24時間好きな時に復習ができるシステム。復習やテスト勉強に効果的です。
PICK UP

「自己学習」から「学び合い」へ!
クラスが1つのチームとなって目指す「W合格」
学修会
看護学科と連携し、救急搬送時の状況や患者様の情報の引継ぎなどを学びます。
経験豊富な講師たちの熱血指導で「全員受験・全員合格」へ導く!
「体力に自信はあるけど勉強は苦手。」「いままで本気で勉強をしたことがない。」救急救命士を目指す上でそうした不安をもつ方も多いと思います。東京医薬なら「救急救命士になりたい」という強い思いがあれば大丈夫。今まで多くの生徒たちの資格取得を実現してきた講師たちが、学生一人ひとりの熱意と学力に合わせてサポートしていきます。

学生を支える経験豊富な講師たち

救急救命士になるには、
「絶え間ない努力」が必要不可欠!
救急救命士になるためには、「困っている方を助けたい!」という気持ちも当然重要ですが、それに加え「絶え間ない努力」が必要不可欠です。さらに必要な要素としては、仲間意識・責任感・向上心・時間厳守・思考力など挙げればキリがありません。憧れだけではなく、国家試験と公務員試験を突破し、「救急救命士になりたい!」「絶対消防士になる!」という強い気持ちがあれば教職員一同、全力でサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
大越 一生 先生

イメージが膨らむ授業づくり、
国家試験合格のその先を見据えて
現場経験のない学生には教科書の内容が理解し難い箇所もありますので、授業では写真や動画を多用し学生のイメージを助けるよう心がけています。国家試験合格後、救急救命士として現場に出ても通用できるよう、最新の医学の内容も盛り込んだ授業を展開しています。
境野 高資 先生
CHECK

点数が伸び悩んでいる学生には
個別にサポート!
点数が伸び悩んでいる学生には、教員がマンツーマンで弱点克服のための問題を出しながらレベルアップを図っていきます。また、補習や勉強会も実施し、仲間と一緒に点数アップを目指します。
カリキュラム

東京医薬の本気になれる3年間
入学前の学力差に関わらず、学生全員がゴールへ進めるカリキュラム

基礎を身に付けながら職業腕を養います

現場実習で実践力を身に付けながら国家試験対策を徹底的に
- 6月 解剖見学実習
- 9月 救急車同乗実習
- 2月 臨床(病院)実習Ⅰ
- 2月 解剖見学実習

国家試験対策を万全にしながら社会人の心構えを養います
- 4月 JPTECプロバイダーコース Check!
- 6月 臨床(病院)実習II
- 12月 テクニカルチャンピオンショップ Check!
- 2月 国家試験
1週間の時間割(例)
試験対策は1年次から3年次まで同じ教員が一貫して授業を実施。学生一人ひとりの習熟度や苦手部分を細かく把握し、レベルやペースに合わせながら細やかで徹底した指導を行うので、学生はより深い理解を得ることができます。
授業の紹介
1年次

一般知能・知識
東京消防庁Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ類、警視庁、東京都1類B、特別区1類の過去問を中心に、教養科目の模擬試験を中心とした授業を行います。また、論文試験に必要なスキルを身につけます。

解剖学・生理学
法医学や解剖学実習も指導してきた教員が講義を行います。人体の構造と生体の機能を中心に、救急救命士として遭遇するであろう疾患について講義します。生命を尊重し、使命感をもって、人命救助にあたる救急救命士を育成します。

シュミレーション実習Ⅰ
現場経験豊富な教員が、知識を確認しながら現場に対応できる技術を教えます。技術と知識を結びつけ、的確な処置が行えるようになり、救急現場で重要となる基礎的な手技から、チームで行う複合的、連携能力が身につきます。
2年次

外傷各論
救急医・小児科医として救急医療の臨床に携わってきた教員と、消防官・救急救命士として地域の救急医療に取り組んできた教員が、あらゆる外傷傷病者へ迅速に対応できるための外傷学の専門知識と技術を教えます。

シュミレーション実習Ⅱ
知識に基づく観察から的確な判断ができるまで、救急救命士に必要な技術をしっかり習得していきます。救急現場で一人でできることは限られているということを理解し、就職時にチームの一員として活躍するスキルを身につけます。

救急症候・病態生理学
救急医療を指導してきた教員が、傷病者の症候を適切に判断し、緊急度・重症度判定、適切な救急処置を行う方法を教えます。現場で的確な判断をするために不可欠となる疾病や病態生理に関する知識を養っていきます。
3年次

総合救急医療Ⅱ
国家試験問題の解説を通じて緊急度・重症度判定し、適切な救急救命処置を実施するための考え方を具体的かつ総合的に学びます。学生自身が救急救命士の社会的な役割を実感できる授業を教員と共に構築していきます。

総合基礎Ⅱ
東京消防庁Ⅰ類、Ⅱ、Ⅲ類及び政令指定都市消防の教養試験の合格のための基礎力を身につけます。試験の過去問を中心に、教養科目の模擬試験を中心とした授業を行い、間違いの多い問題の解答解説を行います。また、論文試験に必要なスキルも身につけます。

シュミレーション実習Ⅲ
傷病者の病態を把握するための観察を通して、緊急度・重症度の判断を行い、適切な救急救命処置、病院選定ができる力を身につけます。また、「全ては傷病者のために!」をスローガンに、傷病者の立場や社会的背景などに配慮した救急活動が実践できる知識、技術を身につけます。
充実した外部実習
救急車同乗実習

消防署で本物の救急出動に同乗します。傷病者の救助にも立ち会い、現場でのリアルな体験を在学中にすることができます。
病院実習

救急医療の現場でも実習を行います。重体の方の心臓マッサージも体験することができ、命の重さや救急救命士の仕事についてより深く知ることができます。
こんな場所で実習ができる!
- 東京消防庁 各署
- 東京医科歯科大学
- 埼玉県医療センター
- 東京女子医科大学東医療センター 他
最新の施設・設備をご紹介

多職種シミュレーション実習室
救急車やICUがあり、臨床工学技士科や看護学科と連携し、様々な実習を行います。

臨地実習
外傷の処置訓練や搬送中の救命処置などを学びます。

基礎医学実習室
壁面いっぱいの電子黒板で資料や教材を映し出しながら授業を行います。
STUDENT’S救急救命士科の学生たち

仲間と協力して訓練が
うまくいったときがたのしい!
シミュレーション授業という現場で活動するときの想定訓練、隊活動がスムーズに行えたときに達成感を感じます。チームで連携するために、仲間と話し合いながら何度も練習するので、うまくいったことを実感したときの一体感が嬉しいです。
柾木 智郁子さん 救急救命士科 在校生

消防の知識がない人でも
基礎から学ぶことができる!
東京医薬の救急救命士科は現場経験のある先生方からの指導、救急車のある実習室など消防官を目指す人にとってすごく良い環境だと思います。消防の知識がない人でも基礎から学ぶことができます。国家試験・公務員試験ともに合格し、現場で活躍できるように勉強頑張ります!
中山 敬悟さん 救急救命士科 在校生

座学で学んだことが実習を
通してわかった時がたのしい!
一つの疾患がどこの部位に影響するかなどを解剖学を通して知り、実習でその疾患にどのような処置をすれば助けられるかを知った時、座学で学んだことが実際に実技に活かすことができ、さらに学びが深まったと感じます。
本間 健介さん 救急救命士科 在校生
資格・就職

資格取得・就職実績
資格取得実績

目指せる資格
- 救急救命士(国家資格)
- JPTEC プロバイダー
- JPTEC ファーストレスポンダー
- コミュニケーションスキルアップ検定
就職実績

主な就職先
東京消防庁/上尾市消防本部/綾瀬市消防本部/安房広域消防/石岡市消防本部/石垣市消防/石巻赤十字病院/市原市消防本部/上田地域広域連合消防本部/浦安市消防本部/鎌ヶ谷市消防本部/川口市消防本部/川越市消防本部/川崎市消防局/北上地区消防組組合/北見地区消防組合/熊谷市消防本部/郡山地方広域消防組合/越谷市消防本部/五所川原地区消防事務組合/さいたま市消防局/埼玉西部消防本部/埼玉東部消防本部/さいたま市消防局/相模原市消防局/相楽消防本部/下田市消防本部/諏訪広域消防本部/千葉市消防局/戸田市消防本部/習志野市消防本部/成田市消防本部/蓮田市消防本部/藤沢市消防局/松戸市消防局/南信州広域飯田消防本部/八千代市消防本部/湯河原市消防本部/横浜市消防局/富士山南東消防本部/北部上北広域事務組合/利根沼田広域消防本部
GRADUATE活躍する卒業生たち

本番さながらの訓練を行うシミュレーション実習で、仲間同士の連携を学んだ。
市民の方に信頼される隊員を目指し、日々訓練に取り組んでいます。学校で取り組んでよかったのは、本番さながらの訓練を行うシミュレーション実習です。すべての消防や救命にとって、必要不可欠な仲間同士の連携を学びました。連携を学ぶ中で仲間との絆も深まり、今でも目標を語りあえる大切な存在となっています。
岩木 広大さん 救急救命士科 卒業生

繰り返し実践したことが現場で
役立っています。
授業で先生から「現場向き」と言ってもらえた時、自分の成長を感じました。苦手だった授業がわかるようになったのもそれがきっかけです。繰り返し実践した「訓練礼式」は体に染みついているので現場で役立っています。時には先輩に褒められることも!
佐々木 玲奈さん 救急救命士科 在校生