皆さん、こんにちは。
今週は、先々週のブログに引き続いて、1年生の授業をレポートしたいと思います!
今回紹介する応用実習(生化学実習)では、
今週、タンパク質の実験をしていました。
先週までの実習で、牛乳や鶏卵などから、タンパク質を抽出したそうです。
それを今週は、
「定性」つまり抽出されたタンパク質が何であるか確かめる事と、
「定量」つまり取れた量を確かめる実験をしていました。
まずは牛乳や鶏卵のタンパク質の1種である
「カゼイン」や「アルブミン」などに反応する
呈色反応を活用して確かめていました。
こうしてみると綺麗ですよね!
さらにこれを、分光光度計にかけて「定量」します。
分光光度計の使い方を教わりながら、
試料をセルに入れて…
分光光度計にセットすると…
特定のスペクトルでの吸光度や、濁度などが数値化されます。
この分光光度計、使えるようになると応用範囲は広く、
「研究技術職」の仕事を目指す人には基本技術の一つになります!
だからわからない事は先生に教わりながら、
みんな真剣に勉強していました!!
みんな真剣に・・・
真剣に・・・??
カメラを気にせず、真剣に聞いててください!(笑)
という事で、今回の実習のレポートは、
タンパク質の「定性」と「定量」の実験でした。
さて最後に、そもそもこのタンパク質の実験について、
学生の皆さんならタンパク質の重要性、分かりますよね?
『食品の3大栄養素の一つ』・・・その通りですね!
それ以前に、そもそもタンパク質はDNAによって作り出される物質で、
「生物」を構成する基本物質なのです!!
だから、そのタンパク質を調べる事は「生物」の仕組み。
ひいては病気になる仕組みを調べる事でもあり、
病気の研究や薬の開発にはとても重要な実験なのです!
今学んでいる技術は、意外と来年の現場実習や、
その先にある「研究技術者」の就職に向けて、
とても重要な事ばかりです!!
皆さんが頑張って実験をする姿、個人的にはカッコよくて好きです✨
引き続き、頑張って授業に取り組んでくださいね!
小林より