こんにちは
それでは、早速「黄帝内経素問」の意訳してみましょう
1 上古天真論(じょうこてんしんろん)
黄帝が岐伯に質問しました。
「昔の人は百歳でも元気だった。今の人は五十歳で元気がない。なぜだ?」
岐伯の答えは、
「飲食に過不足があってはいけない」
「心身ともに疲れすぎないように」
「酒に酔って運動してはいけない」
「季節に応じた生活をすること」
と、答えています。
さらに、男女別の年齢と成長過程についても書かれています。
①永久歯が生え、髪が伸びるのは、女は7歳、男は8歳。
②女は14歳で月経がはじまり、男は16歳で生殖能力が備わる。
③親知らずが生えるのは、女は21歳、男は24歳。
④もっとも体力が充実するのは、女は28歳、男は32歳。
⑤顔にしわが生じ、毛が抜け始まるのは、女は35歳、男は40歳。
⑥白髪が生え始めるのは、女は42歳、男は48歳。
⑦女は49歳で閉経、男は56歳で身体全体が老化する。
⑧男は64歳で歯も髪も抜けてしまう。
日々、養生していれば、100歳まで生きられるそうですが・・・
次回は養生法についてです
お楽しみに