こんにちは
今回からしばらくは、「漢方を楽しく学ぶ その3」で名前だけ紹介した「黄帝内経」(こうていだいけい)について、意訳してみましょう。
この写真は、ツムラ漢方記念館を見学した際に撮影させていただいたものです
右側が「黄帝内経」です
素問(そもん)と霊柩(れいすう)の2部で出来ています。
素問は、81篇から成り、2篇は残念ながら伝わっておらず、また7篇は運気(うんき)という名で、別に扱われることが多いようです。
内容の概略ですが、黄帝と言う王様と、臣下で医師の岐伯、雷公などとの問答形式で書かれています。
そういえば、「傷寒論」にも名前が載っていた方々ですよね
養生法、生理学、病理学、病気の原因、症状、診断法、治療法、予後等々が書かれています。
ただ、現在に伝わるまでに、再編集や再校正などがされているので、作られた当時そのままではなさそうです。
次回からは、意訳してみますね
お楽しみに