現在2年生ではある取り組みを行っています!
※2年生イメージの為、掲載しております
それはズバリ「定期テスト補習対策!!!」
「補習対策!?・・・何それ別に普通じゃない?」
って思った方、2年生の補習対策は他とは少し違います。
それは補習を行う教員の役割も学生が行うということです。
一つの科目で5人1組のチームを作り、
そのチームの中で教員役と学生役に別れ学習を行います。
つまり学生が学生に分からないことを教え、
相互の学習を深めるということに目的を置いているシステムです
相互の学習を深めるとはどいうことか・・・
それは下記の通りです。
<教員役>現時点で自分が理解できていることを他者に説明することによって、理解が不明確なところ(説明に困るところ)を改めて自覚し(未熟の自覚)、その不十分な知識を誰かの為に改善することにより知識の定着が向上します。また学習効果をモデル化したラーニングピラミッドにおいて教えるという学習法は、講義を受けるという学習法に比べ、学習効果が何倍も高いです。その他にも学生役のクラスメイトから感謝の気持ち「ありがとう!」「分かりやすかった!!」を伝えられることによって自己肯定感が向上します。
<学生役>まず正規の教員に教わるよりもクラスメイトの方が質問しやすいということが挙げられます(安心安全)。その他にもクラスメイトから教わることで、自分と同じ立場の人が自分の為に一生懸命教えている姿を見ることにより、「ちゃんと聞かなきゃアイツに悪い!」と学ぶ姿勢が良くなります(必死さ、モチベーションの向上)。また身近な存在が教えることにより、自分にも出来るかもしれないと効力予期にも繋がります。
これらのことから理解が深くなり前期はこの取り組みにより、1年時に比べ赤点者が格段に減少しました。
赤字にしている3つの言葉は能動的な学び(アクティブラーニング)に必須な要素です。
東京医薬の臨床工学技士科ではどの学年もこのロジックのもと教育を行っています。
以上、MOW先生(目(M)の奥(O)が笑って(W)ない先生)の
心ある一言でした。