臨床工学技士は、医療現場で使われるさまざまな医療機器に携わります。
「でも、単に機械を操作したり、メンテナンスしたりするだけでしょ?」
と思っているあなた!
臨床工学技士は、ただのエンジニアではないんです!
今回は、臨床工学技士の“ココがすごい”という専門性について、
アツくご紹介しちゃいます
【その1 患者さんに直に接し、治療するのがすごい!】
医療機器は何に使うかと言うと、患者さんの治療のため。
実は、臨床工学技士は、患者さんと接することが
めちゃくちゃ多い仕事です!
人工呼吸器を装着したり、透析のために血管に針を指したりと、
患者さんの体に触れることもたくさんあります!
ときにはご家族とお話することも。
まさに、医療現場の表舞台で活躍する仕事なのです。
【その2 医療×機械の専門知識がすごい!】
現場はチーム医療
医師や看護師をはじめ、さまざまな医療の専門職とも連携しています。
医療機器のプロフェッショナルである 臨床工学技士も、
もちろんその一員。
医師から医療機器の設定について相談を受ける、
看護師に新しい医療機器の操作方法を教える、
理学療法士と医療機器を外した後のリハビリについて情報共有するなど
機械だけでなく、医療の専門知識も駆使して、 病院に貢献しています。
【その3 手術室に入れるのがすごい!】
たくさんの医療の専門職の中で、
医師、看護師のほかに 手術室まで入って
、実際の手術に関われる職種は限られています。
なんとそれが、臨床工学技士なのです!
これは、手術にもたくさんの医療機器が使われているため。
手術の前にメンテナンスや準備を行うのはもちろん、
手術中も機器の状況を監視したり、操作したりと大活躍です!
【その4 医療の最先端にいるのがすごい!】
医療機器はどんどん進化しています。
たとえば、今、コロナで話題となっている「エクモ(ECMO)」にも
臨床工学技士は携わります。
そのような最先端の医療機器に、その病院で最初に触れるのは、
ほぼ間違いなく臨床工学技士です。
つまり、医療のいちばん新しいところに いつも臨床工学技士がいると言えます!
先ほども少し触れましたが、
臨床工学技士が、新しく導入する医療機器の操作について
看護師などに説明することも、少なくありません。
その病院自体の医療の進歩に、 臨床工学技士は一役買っているのです。
【その5 さまざまな専門性をめざせるのがすごい!】
医療機器には、 人工呼吸器、内視鏡、血液浄化装置(透析)など、
さまざまな種類があります。
これらをオールマイティに扱う 「何でも来い!」の臨床工学技士をめざす
ことはもちろん、
特定の医療機器を極める道
もあります。
病院によっては、メンテナンスのみなど、 さらに役割を分けて働けるところも。
自分の得意や、やってみたい分野、
極めたい医療機器などに応じて、 将来に幅広い選択肢があるところも、
臨床工学技士のすごいところ。
その人に合った活躍の場が、きっと見つかるはずです!
.。o●.。o まとめ .。o●.。o
臨床工学技士の専門性を、5つにまとめてご紹介しました。
おさらいすると…
・その1 患者さんに直に接し、治療するのがすごい!
・その2 医療×機械の専門知識がすごい!
・その3 手術室に入れるのがすごい!
・その4 医療の最先端にいるのがすごい!
・その5 さまざまな専門性をめざせるのがすごい!
こうして改めて見てみると、 ただの機械のエンジニアではなく、
プロの医療職なんだな、とわかります。
だからこそ、
臨床工学技士は“いのちのエンジニア”
と呼ばれているんですね。
最後まで読んでくれて、ありがとう!
臨床工学技士のカッコよさが少しでも伝わったら嬉しいです!
「もっとその専門性について知りたい」
「この部分をさらに詳しく聞きたい」
という方は、
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来校型イベントはもちろん、オンライン型イベントも充実しています。
ぜひ、“たのしい”と“できる”を体験しに、遊びに来てくださいね!
最近少し肌寒くなってきました。
くれぐれも体調には気をつけて、元気にお過ごしください!
ではまた