今日は、視能訓練士科2年生が卒業研究の中間発表を行いました
2月11日(木・祝)に行われる卒業研究発表会の前に、
研究の途中経過を発表する場を設けます
2年生の4月に研究テーマを自由に選び、およそ7ヶ月間、仮説をたて、
仮説を検証するために適切な被検者を選び、検査を行い、考察・検証を行います
私の独断と偏見でえらんだ1グループをご紹介します
『感情と涙液の関係』
簡単に言うと、笑っているときと、怖いときで、涙の基礎分泌量が変わるか
※基礎分泌量:通常分泌されている涙の量
はじめに、怖いときより楽しいときの方が副交感神経が刺激され、涙腺が弛緩して、涙の量は増加するという仮説を立てました
同じ被検者に、なんでもないとき、お笑いのDVDを見たとき
、
ホラービデオを見せたときの3つの場面で涙の量を測りました
結果は・・・??
怖いときより楽しいときの方が涙液量が増加する傾向が
少しみられましたが、結論として断定するほどの違いはありませんでした
なれない発表にかなり緊張していて、終わったあとはホッとしていました
他にも、コンタクトレンズが角膜に及ぼす影響や、
(かなり興味があります)
度数の合わないめがねをかけると近くでの立体視がどれくらい損なわれるか、
など面白い内容がたくさんありました
順にご紹介していきますので、お楽しみに
written by 東京医薬専門学校 視能訓練訓練士科スタッフ 工藤 彩