食事介助
先月、食事介助の演習を行いました。事例設定は、①目の不自由な患者さんへの食事介助 ②手が不自由で起き上がりが30度までの安静度の指示がある患者さんの食事介助でした。
目の不自由な方にはどう説明したらいいのかな?手の使えない人には?誤嚥しないためにはどんな注意点が必要なの?沢山教員からも質問が飛んでいました。
学生は、食事を自分で用意してきました。「一汁三菜にデザートつき」。お昼休み後の演習だったので、お腹いっぱいで食べられないかな?と思いつつ、皆さん沢山食べていました。(若さかな?)
食べるという普段当たり前に行えている日常生活行動ができなくなり、人に「食べさせてもらう」時の気持ちを考えた事がありますでしょうか。
そこもよく感じとって頂けるといいなと思います。
体位変換
体位変換では、仰臥位から水平移動を行い、そこから側臥位⇒また仰臥位⇒長座位⇒端坐位⇒仰臥位の順番でボディメカニクスを活用し実施しました。力学的視点を考えて実施する内容です。そして、そこからポジショニングも考え実施しました。写真は「シムス位」かな?どんな時にする体位だろうか?注意点は?苦しいのか?などなどいろいろディスカッションを交えて実施しました。
歩行介助
天気の良い日だったので、外のスロープも活用し歩行介助の演習を実施しました。患者さん役は、「片方の足が不自由」な設定です。動きにくさをだずサポーターと、重りを片足に装着して実施しました。
「平地は杖をだしたら次はどっちの足だすの??」「階段上るときはどうするの?」など、勉強したことを思い出して患者さんに適切に介助を行う方法を学びました。
どんな演習も、しっかり「根拠」を考えて学んでいくことが求められます。ただ覚えても身にはなりません。それはなぜなのか?どうしてか?を常に考え、「考えられる学生」に成長して頂きたいです。
来週からは、清拭などが始まる予定です。試験も随時始まっており、勉強することが盛りだくさんですが、頑張りましょう!!