こんにちは!
生薬博物館その91です。
今回ご紹介するのは・・・
学名:Phellodendron amurense 植物名:キハダ 生薬名:「黄柏」(オウバク)です。
ミカン科の木の樹皮で、日本にも自生しています。黄色みがかって見えますが、黄色の染料としても使われます。
主成分は、ベルベリンで健胃、消炎作用があります。
「陀羅尼助」(ダラニスケ)という古くからある苦味が特徴の胃腸薬の成分の一つです。
漢方でも、苦味健胃整腸剤として用いられてきました。
それでは、次回もお楽しみに