もうすぐ6月ですね。
この時期は気圧や湿度の変化が大きく、
体調不良を感じる方も多いかもしれません。
この時期の薬の取り扱いについて、
登録販売者の視点で注意事項を書いてみますね。
① 薬の保存に注意する
梅雨の時期は湿気が多いため、薬の保存にも注意が必要です。
室内に放置しておくと湿気を吸収して効果が落ちることがあります。
薬は直射日光を避け、涼しい場所で保管しましょう。
②薬の飲み合わせに注意する
梅雨の時期に風邪やアレルギーなどで複数の薬を飲む場合、
薬の飲み合わせに注意が必要です。
薬同士が相互作用して効果が増幅されたり、副作用が出たりすることがあります。
梅雨の時期だけということではありませんが、複数の薬を飲む場合には、
処方した医師・薬剤師・登録販売者など専門家に相談して、適切な飲み合わせを確認しましょう。
③薬の効き目に影響を生じることがある
梅雨の時期は気圧や温度、湿度の変化が激しいため、
薬の効き目に影響を生じることがあります。
特に普段から気圧が下がる時などに頭痛を起こしやすい人は、
影響を受けやすくなりますので、体を冷やさないように心がけましょう。
以上が、梅雨の時期における薬を使用するうえでの注意点です。
薬は適切に使うことで、症状の軽減や治療に役立ちますが、
効果や副作用については十分に認識しておく必要があります。
何か不安な事があれば、薬剤師や登録販売者に相談してみてくださいね!