こんにちは!
最近恒例になってきた写真から!
これは、薬研(やげん)といい、生薬を粉末状に加工する道具です。
江戸時代を題材にして医療ドラマにも出ていましたね。
実習の授業で学生の皆さんにも体験してもらいますが、昔の人の苦労が偲ばれます。
現在では、この薬研は入手困難になっているようで、貴重な経験が出来ます。
さて、本題に入ります。
第5章別表です。
①「次の人は使用しないこと」について触れていきます。
まずは、1:アレルギーの既往歴ですが、第3章で学んだ内容がほとんどです。ただケトプロフェンのところで出て来るチアプロフェン酸やスプロフェン、フェノフィブラートなどの医療用医薬品の成分や、オキシベンゾン、オクトクレリンといった化粧品の成分については、「聞いたことがないよ!」になりそうですね。頑張って覚えましょう。
次の2:症状・状態と3:基礎疾患等ですが、これは第3章の復習と考えて大丈夫です。第3章でしっかりと覚えておけば、ここで改めて覚える必要はありませんね。
4:小児における年齢制限ですが、これも第3章の復習と考えて大丈夫です。が、15歳、6歳、3歳と第1章で学んだ年齢区分とは異なりますので、間違えないように気を付ける必要がありますね。
5:妊婦、授乳婦等は、母体や胎児、乳児に対する影響を考えて決められています。これも第3章の復習になりますが、サリドマイドのような事件を繰り返さない為にも、しっかりと覚えましょう。
続いて②「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」です。
ポイントは眠気、目のかすみ、異常なまぶしさといった症状を生じる可能性のある成分が挙げられています。第3章で学んでいますが、止瀉薬や胃腸薬に含まれる成分でも起きることがありますので、