くすり総合学科ブログの新シリーズ
生薬博物館で、漢方では○○に使用されている・・・とか載せてますけど、そもそも漢方って
漢方の歴史を、少しだけふれてみますね
漢方は、古代中国で約2000年前くらいに発祥したと言われ、1800年前の後漢の時代に、「張仲景」(ちょうちゅうけい)という人が編纂した「傷寒論」(しょうかんろん)が原典とされています。
この写真は、2月に見学に訪れた「ツムラ漢方記念館」で撮影したもので、右上の書物に「宋版傷寒論」とありますね
この「傷寒論」には、たくさんの処方(方剤)が記載されていて、使ったことがある人もいるかもしれませんが、「葛根湯」(かっこんとう)もこれに記載されています
「葛根湯」の起源が1800年前の書物だなんて、すごいと思いませんか
今回は、ここまでです。次回もお楽しみに