32回目の生薬博物館で、ご紹介するのは海藻です
学名を、Digenea simplex、生薬名を「海人草」(マクリ)と、言います。
今の日本では、ほとんどありませんが、お腹の虫下しとして使用されます
主成分のカイニン酸には、回虫の駆除効果があり、現在では動物用医薬品の駆虫薬に含まれていることがあります
漢方薬としても、駆虫薬として使用されてきました。
海藻というと、ワカメとかコンブとかモズクなど、普段食べているものを連想しますが、薬になるものもあるんですね
次回もお楽しみに
2018.11.29