こんにちは
21回目の生薬博物館で、ご紹介するのは「大棗」(タイソウ)という生薬です。
学名は、Zizyphus jujuba var. inermisと言う、ナツメの果実です
乾燥した果実を、お菓子の材料や果物として食用にしたり、韓国ではおなじみの薬膳料理サムゲタンに入っているので、見たことがある方もいるのでは・・・
生食だと、リンゴの味がうすくなったような味、乾燥だと干しブドウのような味がします。
ちょうど今頃の夏~秋ぐらいが収穫の時期で、淡黄緑色が赤茶色になったら、収穫どきです
漢方薬には、「生姜」(ショウキョウ)と組み合わされて、副作用の緩和などを目的に、みなさんも聞いたことがある「葛根湯」(カッコントウ)などに配合されています。
では、次回もお楽しみに