「漢方に強い薬業人を育てよう」という想いではじまった
この学校の、創設と同時に開講した「薬業科」の流れをくむ
「くすり総合学科」では「漢方」を学ぶ授業がたくさんあります
*沿革はこちら
この日は古典に登場する製法で漢方薬をつくりました!
つくったのは、これ。かすみ目に効果があるそうです
少し前に海外モデルさんのおススメで流行ったクコの実
これを十分に乾燥させます
何が大変って、この乾燥までの時間が文献ではわからないこと。
ミキサーでぶぃーんって粉末にします
ミキサーで粉末にした8つの生薬を乳鉢でよく混ぜて
そこにはちみつを加えて丸剤(丸い形の漢方薬)にします
今のような「くすり」がなかった昔には、このようにして
お薬がつくられていたことがわかります
ちなみに、現在もこのお薬あるんです!
ただ、製法や形状は変化しています
現在は、この生薬を煎じて顆粒のお薬として販売されています。
普段、私たちが使っている「くすり」は古くからあるわけではないので、
その歴史を知るって結構おもしろいです