皆さん、3月になりましたね!「春」です!
暖かくて春を感じる日もあれば、寒くてまだ冬だな…と思う日もあり、体調管理が重要な時期ですね。
さて、以前秋の初めに書いた「秋の日常薬膳」のブログが、
予想以上に見て頂いているようで、誠にありがたいです。
そこで今回は調子に乗って?「春の日常薬膳」をお届けしたいと思います。
春のこの時期、中医学では「陰消陽長(いんしょうようちょう)」と言い、
すべてのものが芽生えて、生き生きと育つ「発生」の季節です。
そんな春の日常薬膳のポイントは、
「身体を清涼にし、新しい季節への適応をサポートする食材」を使う事です。
具体的におススメの食材を以下に挙げてみます。
①苦みの野菜<セリや菜の花>
春の苦みの食材は、体内の余分な老廃物を排出し、消化も助けます。
この代表的な春野菜としては、セリや菜の花が良いでしょう。
セリには利尿作用があり、体内の余分な水分を排出し、むくみを緩和します。
菜の花にはビタミンやミネラルが豊富で、栄養補給に役立ちます。
②辛みの食材<生姜>
生姜も春におススメ、春には新生姜が出回ります。
新生姜は辛みが少なく、風味が豊かです。
春は湿気も多くなり、気温の変化も激しいですが、
生姜には体を温める効果があり、湿気を払い、さらに消化を助けることができます。
春の料理に生姜を使うことで、体調を整えることができます。
③清涼感の食材<ミントやシソ>
清涼感のあるミントやシソは、春の薬膳にぴったりです。
これらのハーブは気分のリフレッシュに役立つうえ、消化を促進します。
サラダや冷たいスープ、ハーブティーなどに活用すると良いでしょう。
④ビタミンCが豊富な食材<いちごなど>
春は花粉症などのアレルギーの季節でもあります。
ビタミンCが豊富な食材を摂取することで、免疫力を高め、
アレルギー症状の緩和に役立てましょう。
レモン・キウイ・いちごなどがおすすめです。
⑤その他の旬の春野菜
その他、春の新鮮な野菜や山菜はどれもおススメです。
季節の恵みを享受しつつ、体に必要な栄養素を補給することができます。
①~④以外では
<アスパラガス> 春のアスパラガスは柔らかくて甘みがありしかも栄養豊富です。
<じゃがいも>新じゃがは甘みがあり、煮物にもポテトサラダなどにもピッタリです。
<玉ねぎ>春先の新玉ねぎは甘みが強くて爽やかな風味が特徴です。
などがおすすめです!
以上ですが、これらの食材をバランスよく組み合わせ、
季節の変化に対応しながら、体を健康に保つよう心がけましょう!