皆さん、こんにちは! もうすぐ3月ですね。
温かい日や寒い日の入れ替わりが続いていますが、体調管理は万全ですか?
2年生はもうすぐ卒業で、ドラッグストアに就職する学生も多いです。
そんなドラッグストアの社会的な役割の一つに、
「セルフメディケーションの推進」があります。
この「セルフメディケーション」という言葉、
国も推奨していますが、よくわからないと言う人も多いですよね。
そこで今回は、このセルフメディケーションについて、
少しだけ掘り下げて解説してみたいと思います。
まず「セルフメディケーション」とは、
日本語では「自己診療」ないし「自己治療」となります。
つまり、医師の指示を受けずに、自分自身で症状を診断し、
市販の薬や健康製品を使用して治療を行うことを指します。
そして、セルフメディケーションを行う際には、
以下に挙げるような点に留意することが重要です。
注意点1. 症状を理解する
まず、自身の症状を理解し、原因や重症度を判断しましょう。
この判断に迷うなら、ドラッグストアで薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
症状によっては、市販薬で対応できるか、医療機関にかかったほうがいいかの判断もしてくれます。
注意点2. 適切な薬の選択
症状や健康状態に応じて、適切な薬剤を使用します。
これも薬剤師や登録販売者への相談をおススメします。
その時には、年齢や既往歴、アレルギーの有無など、薬の選択に重要な情報を伝えてくださいね。
注意点3. 薬の正しい使用、用量の遵守
薬の包装や添付文書を注意深く読み、
薬剤の成分や効果、副作用を理解して、使用方法に従います。
特に、用量や用法を守りましょう。
過剰摂取や誤った用法は、症状の悪化や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
注意点4. 症状の改善や悪化の監視
セルフメディケーションでは、薬の服用後も重要です。
自分の症状の変化を注意深く観察しましょう。
そして、症状に改善が見られない、別の症状が出て来た場合などは迷わず
薬剤師・登録販売者などに相談しましょう。
以上です。
ただし重篤な症状や、慢性的な疾患の場合は、
最初から病院を選択する事も含めて、
上手に「セルフメディケーション」をして、
医療機関とドラッグストアを活用してくださいね!