皆さん、こんにちは!
前回からの続き、イブプロフェンです。
適正使用情報として、以下がありますので、使用時には注意が必要です。
①一般用医薬品では、小児(15歳未満)に対しては、いかなる場合も使用してはならないとされています。
いかなる場合もって、怖い表現ですよね。
②胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎又はクローン氏病の既往歴がある人は再発の恐れがあるので、相談することとされています。
これは、販売時にお客様に確認が必要ですね。
③出産予定日12週間以内の妊婦は、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加の
おそれがるので、使用しないこととされています。
妊婦さんは、主治医に相談してもらうのがベストですね。
④重篤な副作用として、肝機能障害、腎障害、無菌性髄膜炎を生じることがあるそうです。
服用して、いつもと違う症状が出たら、服用を中止して医師に相談ですね。
⑤全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病のある人では、無菌性髄膜炎の副作用を起こしやすいので、服用前に相談することとされています。
どのくらいの頻度で、該当する方がいるのかは分かりませんが、注意が必要ですね。
アスピリンを取り上げた時にも、色々と注意事項がありましたが、解熱鎮痛成分の服用には確認しておくことが多いですね。
他の薬と比較して、服用する機会が多いと思いますので、登録販売者として相談対応できるようにしておくべき成分ですね。
次回もお楽しみに!