52回目の生薬博物館で、ご紹介するのは・・・
学名 Plantago asiatica 、植物名 オオバコ 、
生薬名は、右側が「車前子」(シャゼンシ)、左側が「車前草」(シャゼンソウ)です。
オオバコは日本全国のみならず、アジア全域に自生する植物で、道端に生えている雑草の一つです。私は田んぼのあぜ道で、よく見かけます。
シャゼンシはオオバコの種子、シャゼンソウはオオバコの全草です。
どちらも痰を切る作用、咳を鎮める作用、炎症を鎮める作用を期待して漢方薬に使用されています。
普段なら見向きもしない雑草にも、薬になるものがあるなんて・・・
次回もお楽しみに