生薬博物館、34回目にご紹介するのはこちら
小学校の夏休みの宿題で、観察絵日記をやった方が多いと思います
学名をPharbitis nil、生薬名を「牽牛子」(けんごし)、植物名はアサガオの種です
遣唐使が薬として持ち帰ったという説があり、その当時は下剤(便秘薬)として利用されていたようです
その後、江戸時代には品種改良が進み、観賞用植物として知られるようになりました
寄生虫を下す作用もあるようで、中国では虫下しとしても利用されているそうです。
赤や青のキレイな花を咲かせるアサガオですが、もともとは薬だったなんて、驚きですね
次回もお楽しみに