視能訓練士科では、1年次に1週間の臨床見学実習
3年次に15週間(1クール5週間)の臨床評価実習があります
1年次の臨床見学実習は、眼科での視能訓練士の役割や他のスタッフとの関わりを実際に見て理解します
3年次は、学校で学んだ知識をベースに実際の症例に触れ、技術だけではなく、より深い知識を学びます
臨床実習にむけて、学内では「専門知識と技術」を学ぶだけではなく、「医療人マナー」から「実習レポートの書き方」・・・などなど、様々な準備をします
今回は、臨床実習へ向けて行われる・・・ロールプレイの授業を紹介します
3人~4人でチームを組み、1つの症例を検討します
全部で10チーム・・・
第1回目は5つの症例が準備されました
2チームが同じ症例を検討します
そして、今日は症例検討のプレゼンテーションをしました
2つのチームが同じ症例を検討して、同じ診断名をつけますが、それぞれ治療方針が異なっていたり・・・なかなか・・・興味深いです・・・
外来で患者さんの検査や訓練を行うときには、眼疾患のことだけではなく、全身状態のことや経済状態を念頭において、「患者さんにとって、何が最善か?」を考える必要があります
ロールプレイの授業は、眼疾患とともに患者さんの全体像を捉える訓練となります
もちろん、ロールプレイで検討する症例は、すべて実際の外来でみられた症例です
だから、プレゼンテーションを聴く学生の表情も真剣
毎年、3年生のこの表情を見ると「あ~あ、大人になったな~」と・・・ちょっぴり、ジンワリします
臨床実習まで、あと1ヶ月・・・
心の準備はいいかな~