2年生になると「視覚障害リハビリテーション」という授業があります
視覚障害者の生活課題と対処方法を考えたり
バリアフリー社会の意義を考えたり
という授業です
講師の先生は、千葉県の視覚障害者施設の施設長をしておられる全盲の先生です
外来では、なかなか聞くことの出来ない眼の不自由な方の率直なご意見や、視能訓練士に期待することを聞くことが出来ます
年に一度、この授業では、「全盲とはどういうことか?」「視能訓練士として、どの様な援助が必要なのか?」を理解するために、アイマスクをして最寄の駅まで白杖(はくじょう)を頼りに歩くという時間をとっています
そして、今年の2年生も・・・コツコツ・・コツ・・・
白杖(はくじょう)を頼りに・・・葛西駅まで・・・
2年生からは、「ひゃ〜」
「きゃあ〜」と言葉にならない声が・・・
そして、歩き出しは、どうしても腰がひけます。
でも、きっとこの経験は視能訓練士として「視覚障害」を本当の意味で理解するのに少し
役にたったのではないでしょうか
鈴木でした。