こんにちは。
今日は医療事務に必要な点数の計算のお話です。
この冬も大流行だったインフルエンザ、検査や診察でいくらかかるのかを説明します。
全ての医療行為には「点数」がついていて、1点を10円として計算します。みなさんが病院でお会計をする際には多くの場合、点数の合計に10をかけた金額の3割を窓口で支払っています。
(※医療の自己負担割合は年齢や所得によって異なりますが未就学児、70歳以上の方以外は3割の負担です)
では本題にはいります。
①初診料。診療所やクリニックでは通常282点です。
(未就学児、時間外や休日であるとそれぞれの点数が加算)
②鼻腔・咽頭拭い液採取 5点
綿棒等で鼻腔や咽頭をぬぐって検体を採取するものです
③インフルエンザの検査料 143点
④検査の判断料 144点
⑤院外処方箋料 68点
合計642点=6,420円⇒3割負担で1,930円となります。
(平成31年2月現在)
こんなふうに医療機関では計算をしています。