皆さんこんにちは
歯科衛生士科の渡邉です
明日はハロウィンですね
私の娘も明日、保育園でハロウィンパーティーだそうです
皆さんはパーティーしますか
今日は私の新人歯科衛生士だった頃のお話です
私が歯科衛生士になって間もないころ、担当していた70歳代の小柄な女性がいました
その患者さんは新しい入れ歯を作り、数回調整をして、1ヶ月ぶりにいらっしゃる患者さんでした
ちなみに、新しい入れ歯というのは、何度も調整をして慣れていくものなのです
皆さんが新しい靴を買って履くときに靴擦れができてしまうことありますよね
それと同じことがお口の中で起きてしまうことがあるのです
「違和感なく入れ歯が使えているといいな~」
そんなことを思いながら待っていると
「(もにょもにょ)」
言葉が聞き取れません
それに何かお口の中に大きなものが入っているように見えました
「お口の中を見させていただきたいので、入れ歯を出していただけますか」
すると…
明らかに大きいサイズの入れ歯が
お話を伺うと、その入れ歯は亡くなったご主人様の物で、新しい入れ歯が痛くなって今日予約を入れていたからそれまで使っていたということでした
お口の中は皆さんもご想像できるかと思いますが、傷だらけ…
歯科衛生士の仕事の中で『術後指導』というものがあります
これは、
その日処置した内容の説明
注意事項
次回の来院のタイミング
をしっかりと患者さんにお伝えし、理解していただくことをいいます
私はこの部分が足りませんでした
患者さんがご主人様のことを大好きでいらしたことをたくさんお話いただいて温かい気持ちになったのと同時にこの『術後指導』の大切さを学びました
新人歯科衛生士も毎日勉強です
ではまた
オープンキャンパスで皆さんにお会いできる日を楽しみにしています