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2023.07.27

登録販売者が伝える「熱中症と夏バテ」

    Weblogドラッグストア医療地域貢献登録販売者薬の仕事
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皆さん!こんにちは!

毎日熱い日が続いていますね。まさに夏!って感じですね。

この時期になると、「熱中症 薬」や「夏バテ 薬」で検索される方も多くなるそうです。

もしかしたら、緊急で切羽詰まっている方かもしれないので、先にこれだけはお伝えしておきます。

 

熱中症で症状が重篤な状態になっている場合には、薬などで様子を見るのではなく、病院で医師の診断と処置が必要です。

という事で、今回は、熱中症と夏バテについて書いてみます。

 

<熱中症と夏バテの違い>

熱中症と夏バテは、いずれも暑い季節に関連する健康問題ですが、大きな違いがあります。

熱中症は、高温や高湿度の環境下で体温調節がうまく機能せず、体内に熱が過剰に蓄積する状態です。

主な原因は暑さによる体温上昇や水分不足、過度な運動などです。

症状は頭痛、めまい、吐き気、意識障害などがあり、重症化すると命に関わることもあります。

一方、夏バテは、暑さなどによって体力が低下し、だるさや疲れ、食欲不振などの症状が現れる状態です。

主な原因は暑さや栄養不足、水分不足、運動不足、睡眠不足などです。

 

<対応>

夏バテは一時的な状態であり、一般的には症状が軽度であり、命に直接的な危険はありません。

対応としては、水分と栄養の補給をして休養を取る事ですが、「対応」よりも下記にある根本的な「対策・予防」を心がけましょう

一方、熱中症の場合は、体温の急激な上昇や重篤な症状が見られるため、早急な対応が必要です。

涼しい場所に移動させて体温を下げ、冷たい水や経口補水液・スポーツドリンクを摂取して水分補給を行います。

これにより体温の上昇を抑え、脱水症状を改善することが目的です。

ただし症状が進行して意識障害や重篤な状態になった場合は、最初に書いたように医師の診断と治療が必要です。

(NHK健康チャンネルより)

<対策と予防>

熱中症と夏バテは予防や対策も異なります。

熱中症の予防には、その場での適切な判断と対応が必要となります。

気温・湿度などから状況を判断し、必要に応じて日陰での休養や、氷なども使った体温の管理が重要です。

特に熱中症に関する警戒情報が出ている時には、外出を控え、涼しい室内で過ごすようにしましょう。

 

一方、夏バテの予防にはバランスの良い食事や適度な運動、十分な休息、水分補給などが効果的です。

日頃からの水分補給やバランスの良い食事、適度な休息、適切な運動などの、生活習慣の見直しが有効です。

睡眠も充分にとりましょう。

食事では、旬の夏野菜や果物などの栄養豊富な食品を摂ることを心がけましょう。

 

 

以上です。

栄養と休養をとって、暑さに負けない健康な身体の維持を心がけ、

楽しい夏を過ごしましょう!!

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