
「医療の仕事」と聞くと真っ先に看護師さんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
看護師さんのお仕事はどなたでもなんとなくイメージができるもしれませんが、
改めて知ると新しい発見があるかもしれません。
看護師さんのお仕事についてお伝えします!
- Q 看護師ってどんな職業なの?
-
A
病院などの医療機関で、医療の専門知識と技術を活かして患者さんのケアと医師の診療のサポートを行うお仕事です。
看護師になるには国家試験に合格して国家資格を取得することが必要です。 - Q どんなお仕事をするの?
-
A
病気やケガの治療を受けている患者さんのケアと医師の診療の補助の2つが看護師の主な仕事で、この2つの目的のために医療現場の仕事を幅広く担当します。
患者さんのケアについては、健康状態に不安を抱えている患者さんの心のケアも看護師の重要な役割で、患者さんにとって身近な存在になることが相手に喜んでもらうことのできる看護師になるために必要となります。 -
-
お仕事 その
患者さんのケア
病気やケガで自分で体を動かすことが難しい状態の患者さんに食事や入浴の補助を行います。
また、健康状態に不安を抱えている患者さんが多いので、患者さんにとっての身近な存在として、心のケアを行うことも看護師の役割です。 -
お仕事 その
診療の補助
血圧・体温・脈拍の測定といった患者さんの健康状態の確認や、点滴をはじめとした治療活動を行います。
配属先によっては手術に参加して医師の補助を行うこともあります。 -
お仕事 その
夜間の巡回
入院患者のいる病院は24時間体制ですので、看護師には夜勤もあります。患者さんの容体や点滴の確認を行うために、夜間も定期的に見回りを行います。
-
- Q どんなところで働くの?
-
A
大多数の看護師は病院や診察所で勤務されています。病院や診察所には治療内容別にたくさんの科がありますが、どの科で働くかによって仕事内容も変わります。
また、近年の看護師は訪問看護ステーションで勤務する働き方も増えてきています。
自宅療養をしている患者さんを訪問し、医師の指示の内容に合わせたケアを行なっています。 - Q 看護師の収入は?
-
A
月給で30万円、年収で450万円がおおよその看護師の平均収入です。
全国どこでも求人がある職業ですので、勤務する地域によって金額に差が出たり、経験やスキルによっても給与額が変わってきます。
夜間の勤務に対して出される「夜勤手当」や、日曜・祝日の出勤に対して出される「休日手当」などの制度を持つ職場も多いので、基本給+手当の金額が望める職業です。 - Q 看護師になるにはどうすればいいの?
-
A
看護師になるには、看護師の国家試験に合格する必要があります。
高校卒業後に大学、短期大学、専門学校などの看護師養成機関で学び、卒業することで国家試験の受験資格を満たすことができます。
看護師の専門学校は通常は3年制ですが、中には2年制のコースもあります。
在学期間が短いことは大きなメリットですが、2年制のコースの学校では卒業後になれるのは国家資格ではない「准看護士」です。
近年では准看護師は職業の廃止が検討されており、将来どのようになるかが予測できなくなってきているので、これから専門学校への入学を検討されている方は3年制の学校で看護師を目指す方が安全でしょう。 -
3年制養成所へ進学する場合
-
3月
高校卒業
-
4月
養成所入学
-
《 3年の修学期間 》
3年の
修学期間国家資格取得
-
3月
養成所卒業
-
4月
就職
-
3月