視能訓練士の仕事

“視える”をサポートする目のスペシャリスト!

視能訓練士ってどんな職業なの?

目を見えやすくするための訓練をしたり、検査を行ってその結果を治療に役立てています。視能訓練士になるためには、視能訓練士法という法律で決められた国家資格を取得することが必要です。

どんな仕事をするの?

患者さんに視力の回復のための訓練を行うことや、眼鏡・コンタクトレンズを選ぶときの検査、学校・施設での視力検査が主な業務内容です。訓練では患者さんの目が良くなっていくことが実感できるので、人の役に立っていることが感じられる仕事です。

目の訓練

目の機能に障害をお持ちの患者さんに、見えやすい目へ回復するための訓練を行います。

目の機能の検査

視力検査や、患者さんに合った眼鏡・コンタクトレンズを作るための検査、手術に必要な精密検査まで、いろいろな検査を担当します。

検診

健康診断では子供からご高齢者まで、幅広い年齢の方の検査を行い、目の病気の早期発見に貢献しております。

ロービジョンケア

ケガや病気で目がみえづらくなった状態をロービジョンと言います。目の機能に障害を持つ患者さんの日々の暮らしの負担を減らせるように、一人一人に合った方法で目のサポートを行います。

どんなところで働く?

視能訓練士の勤務先は、病院や診療所などの医療施設が最も一般的です。それ以外にも大学の研究所で働いたり、視能訓練士の養成所で先生として働く人もいます。また、メガネ屋さんで勤務している視能訓練士さんもいます。日本中に働く場所があり、専門的な仕事であることから、資格を持っていると比較的働き場所に困ることが少ない職業です。

視能訓練士の収入は?

地域によって変わりますが、月給で20万〜25万円、年収で350万円〜450万円が大まかな金額となります。アルバイトで勤務する場合は、時給1300円〜1700円が目安となります。

視能訓練士になるにはどうすればいい?

視能訓練士になるには国家資格を取得することが必要になります。視能訓練士の養成所に通って、必要な授業を受けることで国家試験の受験資格を得ることができます。