コラム 2024.05.05
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生物が好きな人に向いている専門学校は?おすすめの学科も合わせて紹介
生物に興味がある人にとって、どんな専門学校に入学したらより生物を学べるか、自分に向いているかは重要な選択になります。
生物学の知識を深めて将来のキャリアにつなげるためには、専門学校だけではなく学科選びも重要です。
本記事では、生物が好きな人におすすめの専門学校と学科を紹介し、卒業後の仕事についても紹介します。
生物が好きな人には東京医薬看護専門学校がおすすめ
本記事を執筆している東京医薬看護専門学校は、生物学に関心のある学生におすすめの学校です。
なぜなら、研究職やバイオデータサイエンティストとして就職し、日々生物に関わる仕事に従事している卒業生を輩出しているためです。
数多くの学科を用意していますが、生物が好きな学生向けにバイオデータサイエンス学科の特徴について紹介していきます。
東京医薬看護専門学校のバイオデータサイエンス学科の特徴
東京医薬看護専門学校の中でも生物学をより学べるのが、バイオデータサイエンス学科です。
バイオデータサイエンス学科では、生物学だけではなく以下の分野を学習できます。
- 医学理論
- 生理学
- 遺伝子工学
- 生化学
- 微生物学など
上記の分野とITやプログラミングを学べるデータサイエンスを融合させることで、先進的な知識とスキルが習得可能です。
生物学の基礎知識を学びながら、大量のデータを分析・解釈するための実践的な技術を身につけられます。
また、バイオデータサイエンス学科は以下のような実習ができる点も特筆点です。
- 遺伝子工学実習
- 細胞培養実習
- 科学実習
- データサイエンス演習
座学だけではなく実践的な実習を通して、学生は生物学とデータサイエンスの専門性を高め、卒業後に即戦力となる人材になれます。
さらに、研究プロジェクトや長期のインターンシップなど、卒業後に必要な経験を積む機会も豊富にあります。
生物が好きな人におすすめなその他の学科5選
バイオデータサイエンス学科以外にも生物学を学べる学科はあります。
生物学に興味がある学生向けに、その他のおすすめ学科を5選紹介します。
1.生命科学科
生命科学科では生物学の基礎から最先端の研究まで、幅広い範囲を学べる学科です。
具体的には、以下のような科目がカリキュラムに含まれています。
- 生命化学
- 細胞生物学
- 物理化学
- 分析化学
- 有機化学と無機化学など
生命科学科の学生は生命現象のメカニズムを深く理解し、将来の研究者や技術者に必要な知識とスキルを習得できます。
2.生物学科
生物学科は、生物学の基礎を幅広く学べる学科です。
生物学科で学べるのは、以下の分野です。
- 動物生理学
- 植物生理学
- 進化生物学
- 微生物学
- 遺伝子学など
生物学の学生は、生物の多様性や進化、生態系の仕組みなどについて総合的に学び、生物学全般の知識を身につけられます。
3.生物資源学科
生物資源学科では、生物資源の持続的な利用と保全について学べる学科です。
生物資源学科のカリキュラムの一例を紹介します。
- 生物生産科学
- 園芸学
- 食用生物学
- 昆虫学
- 植物化学
- 微生物学など
生物資源学科の学生は上記の分野を学習し、食料生産、森林管理、水産資源の保護など生物資源に関連する様々な課題に取り組むスキルを習得します。
生物を学べる学科の中でも、動植物そのものに着目したカリキュラムを用意している学校が多いのも特徴です。
4.応用生物学科
応用生物学科は、生物学の知識を実社会で応用するための知識と技術を学べる学科です。
応用生物学科では、以下の分野に特化したカリキュラムを提供しています。
- 食品化学
- 栄養科学
- 遺伝子工学
- 細胞生物学
- 有機化学
- 生態学など
応用生物学は実社会で生物学を応用するのが目的なので、食品化学や栄養科学などの分野もカリキュラムに含まれます。
学生は様々なバイオテクノロジーを駆使して、医療、食品、環境分野で活躍するための専門性を高められます。
5.海洋生物学科
海洋生物に興味のある学生は、海洋生物学科に進学することで海洋生物についてより詳しく学べるようになります。
海洋生物学科で学べる分野は、以下のとおりです。
- 海洋学
- 海洋社会学
- 海洋資源科学
- 魚類学
- 海洋植物分類学
- 海洋生態学
海洋生物学科の学生は、海洋生物の種類や行動、海洋環境との相互作用などについて深く学習できます。
また、海洋生物学科では、フィールドワークや研究プロジェクトなど、実践的な経験を積む機会も多くあります。
学生は海洋調査や実験を通して、海洋生物について直接学ぶ機会が多いのが特徴です。
海洋生物学科を卒業後は、以下のような仕事に従事できます。
- 水族館の研究者や飼育員
- 海洋環境コンサルタント
- 海洋保護区の管理者
- 海洋生物の研究者
海洋生物に興味がある学生にとって、海洋生物学科は魅力的な選択肢の1つです。
生物が好きな人が専門学校卒業におすすめの仕事3選
専門学校で生物学を学んだ後は、その知識と経験を様々な分野で活用できます。
ここでは、生物学を学んだ卒業生に人気の仕事3選を紹介します。
1.研究職
生物が好きな学生に特に人気なのは、研究職です。
研究職では、生物学の知識を活かして生命現象の謎を解明したり、新しい技術や応用を開発したりします。
大学、研究機関、企業の研究所など様々な場所で研究を続けられるのが研究職の特徴です。
研究職の仕事内容は、以下のようなものがあります。
- 研究テーマの設定と計画立案
- 実験や調査の実施
- データの収集と解析
- 研究結果の解釈と考察
- 論文の執筆と発表
研究職のやりがいは、未知の現象を解明したり、新しい発見をしたりすることです。
自分の研究が生物学の発展や実社会の役に立つことを実感できるのは、大きなモチベーションになります。
また、国内外の研究者との共同研究や学会発表など、実績を発表できる場もあります。
一方で、研究職には忍耐が必要な面もあります。
実験の失敗やスケジュールのずれなど、困難な状況に直面することも少なくありません。
これらの困難を乗り越えることで、研究者として成長し、より多くの実績を残せるようになります。
生物学が好きで未知の現象を探求することにワクワクする人にとって、研究職はやりがいのある仕事です。
2.バイオデータサイエンティスト
バイオデータサイエンティストは、生物学とデータサイエンスの知識を融合させた、比較的新しい職種です。
近年、次世代シーケンサーなどの技術革新により、大量の生物学的データが生み出されています。
バイオデータサイエンティストは、これらのビッグデータを分析解釈し、新しい知見や応用につなげる重要な役割を担っています。
バイオデータサイエンティストの主な仕事内容は、以下のとおりです。
- ゲノムデータ、トランスクリプトームデータなどの解析
- 機械学習やディープラーニングを用いたデータ解析
- 遺伝子研究や解析
バイオデータサイエンティストは、製薬会社、バイオテクノロジー企業、研究機関、病院など様々な場所で活躍しています。
例えば、製薬会社では、新薬開発のためのゲノム解析や副作用予測などに携わります。
研究機関では、病気や生命現象の理解を深めるためのデータ解析を行うのが役割です。
バイオデータサイエンティストになるためには、生物学とデータサイエンスの両方の知識とスキルが必要です。
東京医薬看護専門学校のバイオデータサイエンス学科では、これらの分野を横断的に学べるので、バイオデータサイエンティストを目指す学生にとって最適な学習環境が整っています。
治験コーディネーター
治験コーディネーターは、新薬の開発過程で欠かせない存在です。
新薬が実際に患者さんに使用されるためには、厳格な臨床試験(治験)を経る必要があるためです。
治験コーディネーターは、この治験を円滑に進めるために、以下のような業務を担当します。
- 治験プロトコルの作成支援
- 被験者のスケジュール管理と来院対応
- 治験薬の管理と投与
- 有害事象の観察とレポート
- 治験データの収集と管理
- 医療機関や製薬会社との連絡調整
治験コーディネーターは医学や薬学の知識に加えて、生物学の基礎知識も必要とします。
生物学の知識があれば、新薬の作用メカニズムや副作用について深く理解でき、より質の高い治験を実施可能です。
また、治験コーディネーターは、被験者とのコミュニケーションスキルも重要です。
被験者の不安や疑問に丁寧に対応し、安全性を最優先しながら治験を円滑に進めていく必要があります。
治験コーディネーターは、製薬会社、医療機関、CRO(医薬品開発業務受託機関)など、様々な場所で活躍しています。
生物が好きな人にはバイオデータサイエンス学科がおすすめ
生物学に興味がある人には、東京医薬看護専門学校のバイオデータサイエンス学科がおすすめです。
生物学とデータサイエンスを融合させ、現在需要の高いデータ解析のできる研究者として活躍できるためです。
専門学校卒業後は、研究職、バイオデータサイエンティスト、治験コーディネーターなど、活躍できる場が多いのも特徴です。
バイオデータサイエンス学科について詳しく知りたい学生は、無料で資料請求ができるのでお気軽にご利用ください。