もっと患者さまやご家族と深く関わっていきたいと思った。

袖ヶ浦さつき台病院 勤務言語聴覚士/柴本 千織さん

言語聴覚士科 2012年卒業

この仕事を目指したきっかけは?

病院勤務をしていたときに、発達障害や言語障害、嚥下障害などを知りました。患者さまと接していく日々の中で専門的な知識を持ち、御本人やご家族と関わっていきたいと思い、言語聴覚士を目指しました。

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

飲み込みの障害により、口から食事を召し上がることができなかった患者さまが私達同様に食事を召し上がることができるようになり、患者さまから「食べられるようになってよかった。」と言われた時にやりがいを感じます。また言葉の障害の患者さまで名前が言えるようになったり、自分の思いをなかなか言葉で言えず、困っていた患者さまの思いが伝わったときに喜んでいる笑顔は忘れられません。そして退院時に患者さまが「ありがとう」や「頑張って」と言ってくださったときはとても嬉しく、これからも頑張ろうという気持ちになります。

仕事をしていて、学校で学んだことが活かされていると感じることはありますか?

患者さまのリハビリをしていく上で、学校で学んだ基礎知識や専門知識が生かされていると思います。

就職活動中での学校の先生とのエピソードや思い出はありますか?

見学に行きたいと思った病院を伝えると、キャリアセンターの先生が迅速な対応をしてくださり、スムーズな就職活動をすることができました。その後の国家試験対策にも余裕を持ち取り組むことができました。

将来の抱負や今後の目標は?

患者様やご家族様に出会えてよかったと思っていただけるような言語聴覚士になりたいと思っています。そのために日々向上心を持ち、言語聴覚士としての知識・技術の向上を目指していきたいと考えています。