【くすり総合学科】登録販売者のお仕事

登録販売者ってどんなお仕事?

セルフメディケーションとは、病気になったりけがをしたりしたときに、自分自身で判断して医薬品を使用し、健康の回復に努めることです。
そのうえで重要なのは、薬の使用法や使用するリスクなどを知り、ふさわしい薬を選べるようしっかりサポートしてくれる人の存在でしょう。

そう…
それが登録販売者なのです!

登録販売者は医薬品のプロフェッショナルとして、医薬品を必要とする方の健康を守る魅力ある仕事です。
今回のIYAKUMAGでは登録販売者のお仕事について紹介します✨

登録販売者は、薬剤師不足の解消、医療費の抑制、さらには、セルフメディケーションの推進を図るために誕生した薬のスペシャリストです。
従来は薬剤師しか販売に携わることができなかった医薬品の中の一般医薬品(医師の処方箋を必要としない、副作用の発生の少ない風邪薬や鎮痛剤など)が、登録販売者がいれば販売が可能になり、私たちはスーパーやコンビニ、家電量販店などでも気軽に医薬品を購入できるようになりました。

 


 

各自の健康は各自が責任を持つというセルフメディケーションの考えが浸透しつつある中、医薬品に関する深い知識を持つ登録販売者の活躍に、いっそう期待が高まっているのです。

 

 

👑医薬品の専門家として活躍できる

登録販売者は、第1類医薬品の販売はできなくても、薬剤師同様、薬に関する相談に乗れるお薬のスペシャリストとして活躍できます。
一般用医薬品を販売する薬局やドラッグストアなどで、お客様と接する機会が多いため、身につけた知識を十分に活かして働けます。
アドバイス後や再来店していただいた際に、お客様から「ありがとう!」と言ってもらえると、とてもうれしくやりがいにつながります

 


 

 

👑女性の活躍機会が多い仕事

登録販売者の有資格者は女性が多いため、正社員に限らず、パートや派遣などの働き方や、サポートし合える職場環境の整備など女性が働きやすい環境が整っています。
またドラッグストアなどでは女性のお客様が多いため、お客様の気持ちになってアドバイスできる存在として求められています。
そのため、子育てや介護、家事など忙しい方でも活躍することができ、職場からもお客様からも必要とされる人材として活躍できます。
 
くすり総合学科で登録販売者を目指している女性の割合(1~6期生)

男性🚹:54名 

女性🚺:57名

 

 

👑キャリアアップできる

コンビニやスーパーといった薬剤師がいないお店では、登録販売者が一般用医薬品販売の責任者として働くこともあります。
登録販売者資格がないと店長になれない企業も多く、昇進・昇格するための必須資格になっています。
また登録販売者の知識は、店舗に限らずさまざまな企業から求められていますので、資格を活かして転職するなど、キャリアップできることも登録販売者の大きなやりがいになっています。
 


 
さて、そんな魅力満載な登録販売者ですが、実際にどのような場所で活躍しているのでしょうか?
 
活躍の場所と1日の流れをチェックしていきましょう!

 

 

登録販売者の主な活躍場所と業務

ドラッグストア

ドラッグストアで働く登録販売者の主な仕事内容は、お客様の相談にのって薬を選ぶうえでのアドバイスをすることです。
多くの場合、商品の品出しや陳列、在庫管理、レジ打ちなども仕事に含まれます。
一般的な給料は正社員で月収20~25万円ほどです。
 

調剤薬局

調剤薬局で働く場合は、処方箋に合わせた調剤は薬剤師が担当します。登録販売者は一般薬品の販売を担当し、処方箋の受付や調剤補助、レセプト入力などを行います。給料は正社員で月収20~27万円くらいが相場です。

 

 

~1日の流れ~


 
9:30 出勤
ドラッグストアの場合、駅前など通勤客の集客が見込める店舗では開店時間が早まりますが、一般的には10時頃に開店する店が多数です。
 
9:30~9:50 開店準備
開店準備の仕事には、レジ開けや釣銭金の管理、清掃、品出しなどがあります。
 
9:50~10:00 朝礼
簡単なミーティングを行います。店舗によっては、お客様を元気に迎えるために声出しなどをする場合もあります。
 
10:00~12:30 接客等
接客と同時に品出しや発注、売り場のメンテナンスなど、営業時間中は次々にこなさなければいけない仕事があります。
 
12:30~13:30 休憩
スタッフは交代で昼休みを取ります。
 
13:30~17:30 接客等
登録販売者の接客では、医薬品に対するアドバイスだけではなく、レジ業務なども当然含まれます。手の空いた時間には商品の陳列の乱れを直したり、商品の補充などをしたりします。
 
17:30~18:00 事務作業→退勤
売り場から事務所に引き揚げ、当日の業務内容を日誌に記入したり、遅番のスタッフへの引継業務を行ったりします。

 

 

どんどん拡がる活躍の場

登録販売者としての経験や知識を活かせる職場
登録販売者としての経験や知識を活かせる職場もあり、実際に求人募集も出ています。
 

【職場と仕事内容例】

 
◎製薬会社の営業
客先での医薬品に関する説明など
 
◎医薬品通信販売(テレフォンオペレーター)
お客様の健康相談、薬に関する質問・相談、提案業務
 
◎介護サービス事業(訪問介護、介護施設)
サービス利用者から薬に関する質問への回答、アドバイス
 
◎エステサロン
肌や体を健康的に保つため、体質改善や体の悩みに関するアドバイス

医薬品に関するスペシャリストとして他業界からの期待の大きさも感じますね。

 

 

登録販売者を目指す先輩の声を聞いてみよう!

 

 

くすり総合学科 池田さん

お客様が安心して薬を選べるよう身近な相談役になりたい

Q1.くすりの業界を目指したきっかけは?

ドラッグストアは、病院にかかるほどでは
ないけれど、気になる症状をお持ちのお客様が医薬品を購入される場。お客様が
安心して薬を選べるよう、親身になってお手伝いができる身近な相談役として役に
立てたらと思ったのがきっかけです。

 

 

Q2. 医薬に入学して成長を感じたことは?

授業の中で薬の成分や人の身体の構造など基礎を勉強してから学外実習に行
くことができたため、よりお客様に対して丁寧で正確な対応をすることがで
きました!常連のお客様に「ここの店舗は家から少し遠いけど私の接客が好
きだから来ている」と言われたときはとても嬉しかったです。

 

登録販売者は、医薬品に関する専門的な知識を持つため、販売のみならず医薬品選びのアドバイスや健康相談に応じるなど、私たちの健康生活にとって、今やなくてはならない存在です。
そんな魅力満載の登録販売者を東京医薬で目指してみませんか?

 

 

 

\ 登録販売者を目指せる学科は「くすり総合学科」 /


 

 

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