自信のある手先の器用さが 医療分野に活かせるのではと考えた

アヴェニュー セルクリニック勤務培養士/阿部 文美さん

くすり総合学科(旧・生命工学技術科 医薬品開発コース)2016年3月卒

美大に落ち、大学も中退。 自分を見つめ直した

絵を描きたくて美大を目指すも失敗。浪人して入学した大学では、美術史を専攻するも、体調を崩して大学を休学。復帰しても続ける自信がなく、中退することに。
「なんとかしなければ」と自分を見つめ直し、手先の器用さを医療分野なら活かせるのではと考えたんです。

東京大学での学外実習など 貴重な経験が今の力に

特に注目したのが、身体の組織を復元する再生医療。東京医薬では、重要な技術の一つ「細胞培養」について学び、東京大学の研究室で1年間研修する学外実習にも挑戦。

挫折の多かった私にとって、大きな自信になりました。今は再生医療の現場で培養士として働いています。次の目標は学会の臨床培養士の認定資格です!