今日は久しぶりに、授業の様子をご報告します。
1年生はここまで、「細胞工学」や「生化学・タンパク質工学」など、
色々な実験を学んできましたが、
先月から「遺伝子工学実習」もスタート!
いよいよ重要なバイオ技術のDNAの扱いに慣れていく時期です。
授業を見学に行った日は、
「電気泳動」という実験技術を行う初日でした。
先生の説明を聞いた後、
色々な長さのDNAが入った液体を機械に入れますが…
この操作が「アプライ」といって、
慣れと細かい技術が必要な実験なんです・・・
透明なゲルプレートにある小さな穴に、DNAを入れます
穴は小さい上に柔らかくて破れやすく、しかも透明なので、
慎重に狙っていきます
上手い!
黄色いチップの先から、青い液体が穴に入りました!
というわけで、これがアプライ終了したゲルです
あとは電気を流していきます
青色のDNAの入った液体が電気の力で移動していくのを、
先生と一緒に観察していました。
DNAが移動し終えたら、
ゲルプレートを特殊な光を当てる機械に入れて観察すると・・・
DNAの存在する部分だけが光って見えました!
写真では、白い部分にDNAがあります。
これによって、DNAの大きさ(長さ)を知る事ができます。
という事で、1年生はみんな緊張しながらも、
楽しんで実験していました✨
あと4カ月もすると、研究室でのインターンシップも始まるので、
この時期に学ぶ事の一つ一つがとても重要です。
今年の1年生もしっかり成長しています!
引き続き頑張っていきましょう!