Q.レスキュー隊員を目指すなら救急救命士の資格は要らないですか?
A.そんなことはありません。レスキュー隊でも、救急救命士の資格は重要です。
オレンジ色の服を着た救助隊員ってカッコいいですよね。
有名な東京消防庁 特別高度救助隊 通称 ハイパーレスキュー隊
映像などで見たことがあると、憧れてしまいますよね。
そのハイパーレスキュー隊にも、救急救命士はいます。
各隊に2名以上の救急救命士を配置しているそうです。
ある雑誌によると、ハイパーレスキュー隊になれるのは60名だけ、20人1チームの3隊で24時間365日災害に備える。
なりたい職員は数多くいても、欠員が出ない限り補充はされない。
特別救助隊の経験者、水難救助経験者、重機等の資格者、そして救急救命士の資格者などから選ばれる。
もちろん、救急救命士の資格があってもハイパーレスキュー隊の一員なので、救急以外の様々な災害に対応できるスキルを日々磨いているそうです。
説明が長くなりましたが、ハイパーレスキュー隊でなくても、救助現場に救急救命士の活躍する状況はあります。
救助隊に救急救命士がいると、救助完了を待ってから処置をするのではなく、災害現場で処置を行いながら救助活動を行えるようになるからです。