おやおや?
いつもの歯科衛生士科のユニフォームとは違う白衣姿の学生さんが。
今日は言語聴覚士科(ST科)夜間部の皆さんと合同の授業です。
歯科衛生士と言語聴覚士は共に「口腔」の専門家であるという点でお仲間です。
歯科衛生士は歯科疾患予防や口腔機能の健康を維持させるためのアプローチを行います。
言語聴覚士は「話す」「食べる、飲み込む」といった口が持つ役割が障害された時に、リハビリテーションを行います。
まずは歯科衛生士科からのレクチャー。
むし歯や歯周病の発生、進行についてお話したり、
個人の歯や口の状態に合わせた清掃方法を伝えていきます。
そうそう。 今回レクチャーで使っている模型やプリントなどの資料は全部手作りです☆ これも実習の一環で、患者様にどうやって分かりやすく説明するか、のテクニック磨きです。
今度は言語聴覚士科の学生からレクチャー。
物を飲み込むときって、喉の辺りはどんなふうに動いているのかしら?大きな模型を使って詳しく教えてもらいます。
これは何をしてるか分かりますか?
飲み込むときに「ゴクン」と音がしますよね? その音を聴診器で聞いています。 この音がどのように聞こえるかで、飲み込みの機能が正常化どうかを判断するんですって。
初めて聞く音に超ビックリ!!
歯科衛生士科と言語聴覚士科。
お互い夜間に学ぶ学生同士で、将来も口腔をお互いの専門領域にする職種です。
実際に現場でもこの二つの職種は連携が求められることの多い職種です。
似たもの同士の2学科のみんな。たまにはこんな授業も楽しかったよね? 知らないことをお互いに教えあって、知ってることはより深く共有しあう。 少し将来の活躍が見えたでしょうか。
来年は一緒に国家試験を目指す学年でもあります。
これからも一緒に頑張っていこう!!