同じ花の種から、同じ花が咲く🌷
似た親子がいる👪
これらは、私たちの細胞の中にある遺伝子が、次の世代へと受け継がれているからです。
その一方で、ヒトとチンパンジーの遺伝子は、わずか1%の違いしかないと言われています。
いったい、遺伝子には何が記されていて、それがどのように生命を形づくっているのでしょう?
その謎に迫り、未来に生かせる新しい学問が「バイオデータサイエンス」です✨
今回はその内容を、少しだけご紹介します!
遺伝子は、まだ読み解けない古文書のよう
そもそも遺伝子は、DNAという物質の
A(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)
という4種類の塩基で構成されています🧬
このATGCの配列(並び方)が遺伝子の情報そのものになります。
そして、2000年にはヒトのDNAのすべての塩基配列の概要が明らかになっています🔍
ただ、その塩基配列がどのような遺伝情報を持っているのか、
実はまだほとんど解明されていません😲
今は、何が書いてあるかわからない古文書を掘り出したばかりの状態と言えます。
AIによるデータ分析の技術を、遺伝子の解析に!
しかし、近年、AI(人工知能)によるデータ分析を用いる
データサイエンスが飛躍的に発達💻
それを、バイオの分野で応用することで、
遺伝子という膨大な“ビッグデータ”の解明がどんどん進んでいます✨
「バイオテクノロジー」と「データサイエンス」という、
まったく違う領域の学問が組み合わさって生まれたバイオデータサイエンスにより、
いま、生命のメカニズムが明らかになろうとしています!
そして、私たちの未来に大きな影響を与えることが期待されています。
★次回予告★
次回は実際に、
「バイオテクノロジー」と「データサイエンス」という、
まったく違う領域の学問が組み合わさって生まれたバイオデータサイエンスで
変わる未来を紹介します✨
がんが予防できる未来がくる!?
環境汚染物質を食べてくれる微生物を生み出す!?
次回のブログをお楽しみに😊💓